溢れるコップ 体の慣れとは
良くも悪くも体は適応する
今が良ければそれでいい、それも大事なこと
ただその今の繰り返しの未来である今、起きた不調の原因が、過去の「今」の繰り返しであることを忘れてはいけない
食べるものがないのに「添加物が沢山入っているから体に悪い」といって食べないバカはいないでしょう
だけど、選択肢があるなら、体の基礎となる食べ物はできるだけ選びたいものです
ある有名人が、発熱した時に解熱剤を最初飲まなかったといっていました。
その理由はおばあちゃんが昔発熱は免疫力の結果でありそれを薬で下げるのは良くないと教えられたからだそうです。
最初その教えに従っていた有名人は翌日下がらない熱に不安を抱き解熱剤を飲んだ。そして、見事熱が下がった彼は、「昔と今の考え方は違う飲んだ方が良いに決まってるやん」という結論に至ったそうです。
なぜそうなるのか?
熱が下がったという結果だけ見て、楽だから正しいという考え方
確かにこの考え方は現代のスタンダードなのかもしれません
研究の進んだ現代が最上で、昔の考え方は間違っている・・・
私も発熱したらほっとけのタイプです
発熱に限らず薬は確かに楽になる、死にかけているなら迷わず薬に頼るべきです。薬が死の決めてとなることもあるでしょうがそれは置いといて。
ではなぜ古臭い考え方を未だに推奨しているのか?
それは慣れがあるからです
薬に頼るとその薬さえ効きにくくなるほど体は慣れていきます
痛み止めも最初が効きやすいように・・・
薬に頼らなければ体は自分で治そうとする
だから発熱するし咳もでる、鼻水も出るし、下痢もする
その力を抑えることを良しとするわけがない
鍼灸師なら当然です
そうじゃない鍼灸師なんて、鍼を持つ必要なんてないとすら思う。鍼である必要がない。
確かにマッサージや整体と違い、深部組織に直接アプローチできる利点はあるが、今後そういった技術は開発されるだろう。
あくまで人体が持つ力を経絡という概念から高めていくことをするから鍼灸師という存在意義がある
そんなだから鍼灸師は医者から馬鹿にされる
でもそれでいい、土俵が同じであってはいけないのだから
コップが溢れる前に、
なんとかしたいものです