大事なツボがある
うちで治療を受けた人はご存知でしょうが、当院の治療は主に足にあるツボをメインに鍼します。
その足のツボは2~4ヵ所ですが長くて30分、またはそれ以上の時間を費やします。
理由はそのツボが体(内臓)の状態を良くするために最重要のツボだからです。
でも、頭が痛いから頭に鍼しても頭痛は取れるんです。
じゃあ頭が痛いだけなら別に足のツボいらないんじゃないの?ってなりますが
いるんですよね~
うちの妻はもっとも私の鍼を受けたことがある人です。
だから患者さんにはできない実験的な鍼をすることもあるんです。(本人にはそんなこと言いませんが笑)
妻「頭が痛い…」 私「鍼しようか?」
妻「でももう遅いしな~、簡単でいいししてくれる?」 私「(簡単ってできひんねんけどな…)ほな頭だけしたげるわ」
鍼したあと頭痛はなくなりました。でも次の日「なんかふらふらする…」っていうんです。
症状を取ればそれでいいかというとそうでなくやはり根本の治療もしないといけないという教訓になりました。
それ以降妻も「簡単に」とは言わなくなりましたし笑
初めて当院で鍼を受ける人は足のツボを持続刺激されてる時、なにしてるんやろ~、まだ終わらへんのかな~ってなるかもしれません。
しかしそのツボ、その刺激こそがなによりも大切だってことをご理解くださいね。