アンチエイジング東洋医学

老化、避けられないものであり、生きている証拠、でもできればそのスピードを少しでも遅くしたいとだれしもが思っているもの

 

アンチエイジングとは若返りではなく老化スピードをおそくするもの。東洋医学で考えるアンチエイジングをお伝えします

内臓=体

内臓は内臓、皮膚は皮膚、といったようにわけて考えるのが現代医学。つまり細分化することに特化した医学。

 

東洋医学はというと、腎臓は骨、皮膚は肺、更には呼吸は腎臓と肺により行い・・・といったように関連性や機能、マクロな視点で人体を捉える医学です。

 

そんな東洋医学、五主という考え方があります

肝=筋(腱)

心=血(脈)

脾=肌(肉)

肺=皮(毛)

腎=骨(髄)

このように内臓には体の一部との相関性があり、その内臓の状態が反映するというものです。

さらにいうと肝心脾肺腎は表裏でいうところの裏にあたり表は胆、小腸、胃、大腸、膀胱があります。表裏は当然相関性があるのですがややこしくなるので割愛します

 

ともかく、肌の状態を良くするならば消化機能を持つ脾や胃、毛穴の開閉や皮の張りを主る肺や大腸の状態が重要ということになります

 

実際、胃腸の状態悪いと肌荒れますよね?

 

老化の仕組み、アンチエイジングのキモ

先天の精  後天の精  という言葉があります

 

親から受け継ぐのが先天の精、限りある精です

一方、後天の精とは生まれてから取り込んでいく精です

 

そしてこの精が尽きた時に死に至るという考え方

生きている時は先天の精と後天の精によって生活している、私たちが老化を遅くしようとする時、できることはこの後天の精をいかに生み出すかであって先天の精の量を変えることはできない。

 

後天の精とは主に飲食物から得られるもの、つまり新鮮で、毒の無い、季節にあったものを過不足なく摂取する。そしてその摂取したものを効率よく消化する胃腸の健康を保つ

これがなによりも重要なことから、脾胃は中心、特に重要なものと考えられています。

 

老化を遅くする生活習慣とは?

どれだけ筋トレ、美容、エステなどの努力をしていても、やはり内面である内臓の調子が悪いと筋肉は付いてもすぐ怪我したり痛みが出る、エステをしても長持ちしないといったことになりがちです。

 

一般的に言われる内臓の調子をよくする正しい生活習慣として、いまさら睡眠、運動、食、について言う必要は無いと思います

 

なので私の考える生活習慣のおすすめを五主と関連付けてご紹介します

 

肝=筋(腱)・・・運動系の趣味や散歩、居合など武道はさらにおすすめ。

心=血(脈)・・・精神との繋がりが強いことから、コミュニティーの参加であったり楽しいと思うことを積極的に行う

脾=肌(肉)・・・添加物が少ないであったり良い物を食べる、時にはプチ絶食(胃を休める)

肺=皮(毛)・・・発汗するぐらいの運動、サウナも時には良い、ヨガなど呼吸が深まる運動もおすすめ

腎=骨(髄)・・・ストレスの軽減、イヤだと考えてることはやらない

 

以上となります。実はこれ私が実践したいことです、でもできていない

 

やり方は人それぞれ、体質によっても違うでしょう。ただ五主、五臓の特性を考えて○○のような不調があるから○○をするといったように、ただやみくも

に筋トレや美容に取り組むよりも成果は上がると思いますよ。