「外出するのが不安」な人の特徴
自律神経症状の一つに「外出するのが怖い」というのがあります。
電車やバスはもちろん、外出して体調が悪くなる不安からひどい時には一人で車に乗るのも怖いなんてことも・・・
怖いというと健康な人からは「気の問題」「精神的な問題だから大丈夫」なんて軽く見られることもあるようですが、当の本人からすれば大問題で酷い時には気を失うなんてこともあり注意が必要な症状です。
統合失調症、パニック障害、鬱病、PTSD・・・同じではありませんが、共通する症状はあります
動悸、めまい、不眠、過眠、胃炎、不安、妙なハイテンション、気鬱、パニック
〇〇障害、〇〇失調症などの病名というのは沢山ありますが、
精神的に疲弊する要因との付き合い方とその疲弊を助長する体の治療こそが解決方法という点では同じです。
メンタルに関わる問題や環境というものは千差万別でそれを私の力で解決できるなんて大それたことをいうつもりはありませんが、「不安を感じやすいというココロ」は体調を悪化させ、体調が悪いため更に不安を感じやすいという悪循環を形成するため、いくらお薬、カウンセリングしてもよくなることは難しいのです、だからこそ体の治療が必要と言えます。
不安を感じやすい人の体の特徴とは
1.浮腫みがある、足だけでなく時には顔も浮腫む 東洋医学では水毒と言われます。
別に飲み過ぎていない、なんならあまり飲まないなんていう人も多い
2.冷え性の場合もあるが、上半身や顔が火照ることがある。気逆といいます。
寒さを感じていても触ると暖かったりする。
3.睡眠の仕方が極端、夜あんまり眠くない人も多い。陰陽バランスが悪い。
寝ようとすれば眠れるが寝付きが悪いことが多く夢も多い
4.運動不足、ご飯は食べれるが過食or少食と極端。 気滞、気鬱、気虚の要因
胃に負担がかかるため胃炎を伴いやすい
5.首の不調が多い、反対に下半身軟弱 上下のバランスが悪い
揉まれると悪化しやすい、鍼でも刺激が多いのは耐えれるけど嫌い。
6.頑張り屋さん 気の消耗
特に過去、「頑張らないといけない」というような生きかたをしてきた人、ストレスを感じながらも成し遂げてきた人、比較的頭の良い勉強できる人
急激なダイエットした人
私が診てきた経験では、以上のような特徴が全てとは言わなくとも当てはまることが多い。
治療法は痛みやだるさがある場所(気の停滞)を取り除きつつ、体力の底上げ(内臓を養う)
自分でできることは、
やり過ぎならセーブする、していなかったら適度にする
です。
頑張る人なので、これが良いと思ったらやり過ぎてしまう。だから疲れやすいのでやらないといけないことが疲れてできない。
徐々に、体を治しながら、あなたが抱えているものとの付き合い方を探っていきましょう。