気巡れば血巡る 妊活に運動は必要?

原因がわからない不妊、

 

様々なことを試された上で当院に来られる。

 

私が妊娠するためのお手伝いとしてできること、していることは主に2つ

 

バランスを整える

 

まずはバランスを整えること、あいまいに感じるかもしれませんが、事実そうなのです。

 

バランスという実感しにくいもの、内臓という見えないもの、そして東洋医学の概念である気という見えないもの、

 

これこそが最も重要なものなのです。

 

エビデンス?数値?病名?

 

これらが不妊の原因でそれを改善すれば妊娠するのならそれでいい。

 

ただそうでないから鍼灸院を訪れる

 

鍼灸治療を選ぶのなら、考える生活から感じる生活にシフトしていきましょう

 

なぜなら脳で生活している人ほど疲労しやすく、バランスの偏りが強いから

 

 

時間が来たから食べる、ではなくお腹が空くから食べる

 

こうでないといけないというものはなく、体に素直に生きる

 

 

私はできているか?全然できていません。ただそれを目指してはいる

 

 

ただそうしようとするだけでも考え方は変わり、精神的肉体的疲労は軽減されます

 

 

妊活に限らず鍼灸治療とは

 

日常生活習慣での蓄積された疲労を取り、内臓の疲れ、偏った体のバランスを整えることです。

 

具体的に言えば、胃腸の調子をよくして食べものの栄養が効率よく吸収できるようにする、よく寝れるようにして休息の質を上げる、排泄をスムーズにしてデトックスする、肉体的疲労を取り除いて精神的な疲労が減るようにする、

 

妊活の鍼灸とは魔法でもなんでもなく、特別なことをしているわけではない、ただ人間の生理機能を正常に行えるようにしているだけ

 

これらをすることで、体調を整え妊娠しやすい体になることを目指し、お腹の中でちゃんと育つ体を目指し無事出産までサポートする

 

活性化させる

 

これがこの記事の主題でもありますが、生理周期には体が活性化する時期というものがあります

 

この活性化する時期に活性化できない、というのが不妊の一つの原因だというのが私の考えです。

 

体温やホルモン、これらは一つの指標ではありますが、鍼灸で重要視されるのはやはりです

 

本来1ヶ月その人の体を見れば脈は周期によって変わるのが普通、なのに変化が弱い、もしくは常に弱い

 

これは気の巡りが悪く血が少ないから

 

気の巡りが悪ければ血の巡りが悪い。ある程度体のバランスが整ってきたら今度は活性化するべき時に活性化できる力が必要です

 

これらを改善するために通常の鍼灸に加えて、当院で行っているのが

 

代謝を上げる鍼灸とトレーニングの組み合わせです

 

普段はバランスを整えることを目的とした鍼灸、それに加えて活性化させるメニューを別の日に行う

 

そしてメリハリのある体を目指していくのです

 

自分でやるなら

 

長期間悩んでいて、なおかつ自分でなんとかしようと思うのなら、

 

まずはこうでないといけないという考え方は一旦横に置いといて、体に素直に生活してみてください

 

頑張り続けていたのだから一旦休止しましょう

 

そしてお腹が空いたら食べる、眠たい時に寝る、運動を習慣化する(汗はかくけど心拍数がそこまで上がらない程度の)

 

やってみてください