健康になるための運動って

無理してするものではなく日常しているような運動の、

量を少し増やす程度でいいと思います。

つまりいつもより少し多く歩くということ。

それも夜や雨風が強くないとき、

温かい陽気に恵まれている時に…

スポーツ選手や美しい体を目指して運動する人達は

走ったり、筋肉に強い負荷をかけたり、更には食事制限も必要でしょう

精神力は鍛えられ、達成感もありとても素晴らしいことだと思います。

しかし健康になる、つまり養生のための運動というものは

無理をしてはいけません。普段していない人は特に…

なぜなら目的が自律神経のバランスを平衡に保つことにあるからです。

はりをするのもこれが目的です。活動と休息のバランスを整え、

気持ちよく動けて、しっかり休める体にすることが目的なのに

汗をかきすぎて体を冷やす、風にあたりすぎて毛穴を閉ざす、

心拍数を急激に上げるなどは自律神経を過度に緊張させることになります。

走るより、頑張って歩く、一番いいのはゆったり楽しんで歩く

男性だったり若かったりすると「かったるい」なんて思う

気持ちもよくわかりますが、健康が目的ならこれだと思います。

 

普段運動しない人が、なにかの目標をもって運動を始める・・・

私も去年はフルマラソンを目標に走ることを始め、目標は達成しましたが

下痢、動悸、不眠、湿疹、しらがが増える、カゼをひきやすくなる

など色々な不調にあいました。東洋医学でいうところの気や血を

消耗しすぎたためだと思います。これも日常になればある程度体への

負担は減ると思いますが、無理はいけません。

 

先進国の現代人は仕事内容や交通機関の発達により、

わざわざ運動する機会を作らないと運動できません。

忙しい主婦もなかなか実行が難しいでしょう。

しかし毎日やらなければいけないと思って

続かなかったり始められないぐらいなら

「今日は歩こっ♪」ぐらいでいいのではないか

と思ったりします。それで体調が良くなれば自然とそうゆう日も

多くなるでしょうし。

私も今は少し調子が悪いなと感じたら遠回りしていつもより多く

歩いて景色を楽しんだりしています。おじいさんみたいですね笑