この時期は胃腸症状が多いですね。東洋医学でいう脾臓と胃がしっかり働かない人は吐き気、便秘、下痢、頭重、だるさ、タンが絡んだり、カゼを引いたり咳がでたり。

 

湿気と熱にやられてるんですね。症状がでるとまるで今悪くなったように思いがちですがそうではありません。

 

3カ月前、半年前、1年前、またはもっと前から悪くなる準備は整えられていて、ささいなきっかけによりそれが表に出たにすぎないのです。

 

だから今からだを治療して整えてあげることは、今の症状を無くすためだけではなく先々のためともなります。

 

しかし、今の症状が辛い!なんとかなるならなんでもいい!という気持ちもわかります。お薬を使って早くらくにしたいというのも…

 

そして熱がでれば解熱剤を、便秘になれば下剤を…

 

症状は改善されるかもしれません。しかしお薬というのはよく効くぶん代償としていわゆる副作用というものがありますよね。

 

そして治しているのではなく抑えつけているということを認識しなくてはならないのです。

 

だから誠実な医師は望まれてもおいそれと薬を処方しないものです。出しても最小限にとどめます。

 

副作用がないといわれてるものも東洋医学的にみれば副作用があります。漢方なら大丈夫といわれる人がよくいますが、漢方もお薬で副作用があります。

 

同じ薬をずっと処方なんてありえないんです。

 

お薬は良く効くし、必要な時はもちろん必要。しかし大抵は必要ない場合が多く、すぐらくになりたいばかりに安易に薬を使うと体が自分で治す力を弱めてしまいます。

 

それは近道のようで遠回り、病を複雑にしていると私は思います。